ゴハンを炊く
炊飯器が無くても炊けます
ゴハンを炊こうと思ったら、先ず炊飯器が必要だと考えます。 だけど家でゴハンを食べる習慣が無い人は炊飯器は持っていません。 最近はレトルトのゴハンもまぁおいしくはなってますが、 炊き立てゴハンは食べたいですよね。 で、炊飯器無しでゴハンを炊いてみましょう。

お米を研ぐ
これは炊飯器でも鍋でも一緒です。 白米は周りにはヌカをまとっております。 無洗米というのがありますが、これはついたヌカを予めおとしてあるもの。 それ以外のお米は炊く前にヌカをとることで香りよく炊き上げます。
お米の粒が壊れるとべたべたした炊き上がりになるので力を入れすぎたり、 あまり何度もやりすぎないこと。 3回くらいまでにしましょう。
無洗米もゴミを落とすために水を一回替えてさっと洗いましょう。
お米は洗うときから水を吸収します。 浄水器をお持ちの方は研ぐときから原水ではなく浄水を使用しましょう。
水加減
よくお水は手首までと言いますが、手のひらの厚みには個人差がありますので、 厚みのある人は手首まで入れるとかなり柔らかめに炊き上がります。 私などは指の付け根の関節に水がかぶるくらいで炊きます。 何度か試せば自分の手ではこのくらいが丁度いいというのが分かりますがやっぱり心配ですよね。
お米1に対してお水1.1です。
この場合は体積です。お米1合(180cc)にお水1カップ(200cc)でほぼOK。 計るときにはお米を研いだ水はザルでよくきってから計った水を入れましょう。
〜〜柔らか目のゴハン・固めのゴハンそれぞれ味わってみるのもなかなかですから失敗を恐れることも無いですよ。
炊く
お鍋は蓋が閉じられること(絶対必要)と、 できれば材質が厚めのものをお勧めします。
水加減をしてから夏場は20分、冬場は30分以上おいてお米に水を吸わせます。 (最近の炊飯器はこの時間をとらなくてもそのままスイッチを入れられるようですが、 機種によることもあるでしょうから確認しましょうね。)
『はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅうふいたら火をひいて、赤子泣いても蓋とるな そこへばば様とんできて、わらしべ一束くべまして、それで蒸らしてできあがり』
●「はじめちょろちょろ」は沸騰するまで弱火でということですが、予め給水させているのでここは割愛。
●「なかぱっぱ、じゅうじゅうふいたら火をひいて、赤子泣いても蓋とるな」
  強火で吹きこぼれる位に沸騰したら火を弱くして20分くらい弱火。
●「そこへばば様とんできて、わらしべ一束くべまして」
  時間が来たら火を強めてぱちぱちというかすかな音が聞こえたら消化。 最後の水分を飛ばします。
●「それで蒸らしてできあがり」
  15分から20分待ちましょう。蓋を開けたら鍋のそこからざっくりとかき混ぜ、余分な水分を飛ばします。
火加減についての参考は こちら