お鍋やフライパンに蓋をする理由は2つあります。
熱を逃がさずに効率的にお料理するため。
材料を乾燥から防ぐため。
落し蓋の場合は加えて、煮崩れ防止と煮汁を全体に行き渡らせる効果があります。
つまり、水っぽくなって欲しくない野菜炒めなどでは蓋をしませんし、
煮物でも煮汁を飛ばしたいと思ったら、最後には蓋をしません。
蓋つきのお鍋を持っていたら、同じサイズのフライパンに流用することが出来ます。
落し蓋はお鍋のサイズよりも一回り小さく、
木製やスチール製、最近ではシリコン製などの平たい円盤形をしています。
煮物を多くする人はお鍋のサイズに合わせて準備しましょう。
木製は蓋自体にやや重みがあるのでナスなど煮汁の中で浮かんでしまうようなものを押さえる事が出来ます。
スチール製はかさばらないのと扇子のように開いてサイズを変えることが出来るものもあり便利です。
なべ底に「おちょこ」などを3〜4個置いた上にのせて水を張るとお鍋が蒸し器に早変わりします。
シリコン製は電子レンジのラップの変わりに使えたりとそれぞれ特徴があります。
そんなに使わないと言う人は、アルミ箔やキッチンペーパーで代用できます。
アルミ箔はクシャクシャと皺をつけて真ん中に穴を開けると扱いやすいです。
キッチンペーパーを使うときにはお鍋からはみ出すと引火する危険がありますので注意しましょう。
また、あく取りシートなどを使うと一石二鳥ですが、煮汁が少なくなる前にあくの着いたシートは交換が必要でしょう。
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